派遣の職場でぶつかる厳しい現実

派遣会社を通じた職探しは便利なシステムですが優秀な派遣従業員を一般社員と競わせる手段を取り入れてはどうですか。

派遣の職場でぶつかる厳しい現実

優秀な派遣従業員を一般社員と競わせる手段が必要な派遣先企業

およそ30年ほど前に労働者派遣法が制定された後、労働市場の規制緩和が行われ始めた15年ほど前に制度改正が行われ、自分の働きたい時間帯に働けるということでその頃に職を求めていた人の喜ぶニュースが一時マスメディアで流れたことがありましたが、経営側の方が制度改革を大いに活用した結果、派遣会社通じて非正規雇用者を雇用する企業の増加が端的に表れている時代を迎えていいます。非正規雇用といっても様々な雇用形態があるようですが、求人募集する企業としては求人条件を明確にしておくだけで募集広告費や人件費などを殆どかけずに派遣会社に一定のコミッションを支払うことで登録社員の応募してくる中から選別できるので大助かりになっているはずです。もちろん、求職者としても数多くの求人先の中ら自分の希望条件に沿う職場を選ぶ作業には限界があるので、大手の派遣元企業の登録企業等データベースの中から希望する派遣先企業を取捨選択する方が圧倒的に助かる話です。

従って、派遣元企業を通じた職探しは求職者、求人先及び派遣元企業のいずれにも都合の良いシステムだといえるわけですが、その受ける恩恵度合いの大きく異なる点がミソだといえるでしょう。派遣企業登録者はあくまでも派遣先企業の指示に従って働く雇用者ですから、派遣先企業としては雇用調整弁のように利用できる便利な存在として今日まできましたが、派遣従業員として働く者の人数が非常に増えました。このような立場の人の将来的雇用不安が拭いきれないことで社会的な不安材料になっている程なので、現在、制度の見直し作業が進んでいますが、働く者の勤務成績が良ければ、一般社員と同じ待遇にする道を明確に示して、やる気を引き出し、ひいてはそれが一般社員の意識改革につながることを経営側に気づいてもらいたいものです。さまざまな働き方の従業員を抱えた職場では企業の方針が末端までスムーズに流れず、気づかないうちに生産効率が落ちて競合する同業他社との競争に負けるような時代ですから、派遣従業員といえども優秀であれば抜擢するくらいの度量のある企業でないと、これからの事業は長続きしないと思うくらいに考えてもらいたいものです。

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